@article{oai:gifu-pu.repo.nii.ac.jp:00006630, author = {加藤, 好夫 and 杉浦, 衛 and カトウ, ヨシオ and スギウラ, マモル and Kato, Yoshio and Sugiura, Mamoru}, journal = {岐阜藥科大學紀要, The annual proceedings of Gifu College of Pharmacy}, month = {Nov}, note = {P(論文), 本実験の結果より綜合的に要約すれば次のように纒め得る。(1)粉末状態におけるVCが微量金属類によって受ける影響は日数の経過につれて徐々に酸化分解を受けてVC量を減少することが認められる。(2)貯法条件の相異によるVCの分解率は気密容器中のVCが密閉容器中のVCより28日目の結果よりすれば約3%何れの場合も安定していることが判る。これは密閉容器中では防湿が不充分なるためにVCが吸湿分解を促進する一原因となるからである。(3)前記実験結果Table1より判明するようにVCが分解の影響をうける大なる順より各金属を挙げるとCu>Co>Mn>Zn>Feという結果になる。この結果は気密容器中,密閉容器中の何れでも順位は同一である。然し稲垣のVC水溶液の場合より金属類の影響は著しく少ないことはいうまでもない。(4)28日間の結果におけるVC量より考えられることは若し標示量(50mg)の最低95%まで許可されるとして,気密容器中に貯えれば銅を除く他の金属類は散剤としてVCと混合投与が少くとも三週間分は可能だと言える。要は貯蔵中湿気を与えない貯法が肝要である。VCを投与する場合には多少の分解を予想して指示量より少過剰にVCを配合するか或は安定剤を添加するのが望ましい。}, pages = {59--61}, title = {<原報>ビタミンCの安定性の研究(第1報) : 微量金属の影響について}, volume = {6}, year = {1956} }